最近のDTMレッスン、さらには体験レッスンにお越しになる方の中で、「トラックメイカーを目指している」そんな方が増えた傾向を感じます。
もちろん、DTMを始めたてですとか、ポップスやアイドルソング、歌ってみたのミックスを学びたい〜というのは相変わらず多いのですが、このトラックメーカーが増えているなと。
作曲の場合は一般的に、メロディー(トップライン)とコード進行を作る作業で、 そしてそのメロディーとコードに、楽器の演奏、効果音を組み立て、一つ楽曲として仕上げていくのが編曲の作業です。
それに対してトラックメイキングは、トップラインを乗せるためのインストゥルメンタル(トラック)を作る作業です。 Hiphopなどでは、トラックメイカーが制作したトラックにラッパーがリリック(トップライン)を乗せていったりします。生徒さん自身がこうしたトラックメイクに興味を持ち、おそらくポップスシーンだけでなく一般層にもCreepyNutsや呂布カルマさんなどのおかげでヒップホップやラップ、さらにはラップバトルなどが認知されてきたことも影響にあるのだと思います。
また、EDMやHOUSE、Tranceなどのインストゥルメンタルを制作する人もトラックメイカーまたはビートメイカーと呼ばれます。 トラックメーカーが近年ますます注目を集めていて、そのおかげか習ってみたい、始めてみたいと思う方が増えてきたのでしょうか。
エレクトロ・電子音楽やヒップホップなどのジャンルではトラックメーカーが重要な役割を果たしています。
レッスンでは、音楽理論というよりもどちらかというと、音楽センスや機材の知識が必要で、割と勢い任せになってしまいがちなところも、講師の経験値のエッセンスを足すことで、より理想のトラックが作れるようになるのではないでしょうか。
DJとして活動している生徒さんもいらっしゃいますので、皆さんも音楽のセンスと機材知識を広め、トラックメイキングしてみてはいかがでしょう〜!?