Cubaseの新バージョンが春に出るよ〜〜ってずっと言われてましたが、急に発売になりました!!急だね!
まだスクールでは導入していないのですが、近日中に導入します。
いや、今すぐインストールしたいんですけれどもそれができない理由もまた後述します。
さてさて、このCubase12ですが。
TOKYO AKIBA MUSIC SC 的に激アツだなと思う新しい機能は〜!
●USBドングル不要
これが地味に大事。USBドングルってなんじゃ?という方も多いと思いますが。
これは、ソフトの不正利用を防ぐためにUSBに利用ライセンスを格納して、ちゃんとした正規ユーザーですよ〜というのをソフト側、メーカー側と認証をDAWソフト起動のたびにチェックするもの。
まぁ、USBメモリみたいなものではあるんですが、常につけっぱなしにしておかなきゃいけないし、ハードディスクやUSB接続するためにうっかり抜いてしまうと、Cubaseが起動しない、なんてこともあったり。
さらに最悪なのは、USBドングルを抜いたり挿したりを繰り返したおかげで、端子の部分が劣化して急に認識しなくなってしまう〜なんてことも。そうすると再度USBドングルを買って、再度申請してっていうか買うのに5千円くらいしたりするんですよ。
それが、ソフトウェアライセンス認証だけで解決できるようになった!というのは、Cubaseだけちょっとその辺が特殊だったのでクリアになったよ〜!という嬉しい新機能。
●コードアシスタントという楽しいお友達
楽曲データをコードトラックに入れれば、あら簡単!コードアシスタントがコードを分析してくれる!
このメリットとしては、もちろんコードを拾うことがオートメーション化できる、、、とは言ってもまぁまだ超正確にできる〜ってわけではないので、ある程度は参考にとなりますが、コード取るのが苦手で〜とか、聞いてもわからないことが多い〜、あとはギタリストの方が、「このコードだけ何弾いてるんだろう?」なんて調べることもできるようになりました。
あとはヒット曲、自分の好きな曲を聴いて、その曲のコードを参考に自分の作曲に落とし込む、なんていうのもできちゃいます。どう活用できるかは人それぞれですが、曲のデータをDAW内で分析できるのは強い味方かもしれません。
●Vari Audioとスケールアシスタント
さらに頼もしい仲間が搭載されました。Vari Audioというのは、多くの方は音程修正、ピッチ修正に使っているCubase内蔵のソフトウェアなのですが。(Cubase Proのみ)
この音程を変化させるものにスケールアシスタント、つまりはこの楽曲のキーはなんなのか、コードがなんなのか〜によって、使える音程だけをコレクトしやすくしてくれるそんな機能です。
使ったことない方はなんのこっちゃわかりづらいんですが、とってもざっくりいうと作業はめちゃめちゃ効率が上がりますよっていうこと。あとは感覚的にピッチ編集をしていた方も、正しいスケールを知りながら勉強ができるというツールになりました。
歌ってみたの動画投稿をチャレンジしている生徒さんの中でも、音程の修正を使いたい、でもどこに修正したらいいのかわからない〜という方は、楽曲のカラオケを前述したコードトラックにぶち込んで、コードを認識させて、スケールアシスタントが正しいピッチを判断してくれて〜と。
音楽理論で攻めなければいけなかったところが、ある程度感覚的にやり「やすく」なったというところ。とはいえ、勉強は必要なのでお間違いなく!w
と、まぁCubaseのトップページに書いてある3つの機能ではあるんですが、これらがかなり大きいと思います。
つまり!!
Cubase12は買い!
ということ。
で、スクールが近日導入するためには、Macのアップデートをしなければなのです。
しなければいけないのですが、生徒さんの中ではCubase10とかちょっと古めのバージョンを使っている方もちらほら。。。この辺りを都合つけなければいけないというのが苦しいところ。
いやいや、新しい機能が使えるので、こちらとしても対応していきたいと思います。
今月中にはアップデート&インストールするぞ〜!という気持ちでおりますので、どうぞお楽しみに。
また使えるようになったら色々ご報告いたしまーす!