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ギターのレジェンドの話

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みなさん、こんにちは。

今日は、その昔ライブを見に行った時の話をひとつ。

あまり外タレ・・・最近だとこういう言い方しないのかな。

その頃、海外ミュージシャンのライブに行く機会が無かった筆者でしたが、あるとき知人の誘いでライブを見に行くことに。

見に行ったのが世界3大ギタリストの一人、「ジェフ・ベック」の来日ツアー。

あれ、そういえばちょっと前にもこの人の話を出したような・・・。

上達するにはどれくらいのレッスン時間が必要?

とまぁ、それはさておきまして。見に行ったわけです。

当時、20歳ちょっとくらいの私と友人、そして他のお客さんはギターキッズ!であったであろうおじさんたちがほとんどw

若い人は余り見かけなかったわけですが、そんな中コレといってジェフ・ベックの曲を知らないままについていったのでありました。

ライブが始まるまでに空気にのまれまいと気を張っていた私達でしたが、開演時間が近づくと共にステージから聴こえるサウンドチェックの1音1音に興奮したのを覚えています。

そしていよいよメンバー登場!イントロスタート!

追って登場するレジェンド、ジェフ・ベック!ギターを背負って弾き始める・・・。

・・・が、何か不満そうな顔。なんだろう・・・?と観客全員が見ていると。

 

パッと両手をあげて、手拍子を3回。

 

たった3回。

 

すると、会場にいる全員が曲に合わせて手拍子を始める。

なんかこの瞬間にレジェンドすげぇぇえ!!って思いました。

ライブが始まって・・・手拍子欲しいな・・・と思って、手をポンと3回。

たったの3回で会場の空気を一体にする。これぞ神の仕事だなとw

 

そんなこんなでライブも中盤。こういうライブって間に休憩が入ったりするんですが、MCで一旦休憩です~~みたいな話をした、ジェフ・ベックさん。

おもむろにギターをそのまま床にドン!と寝かせて、ステージからハケていったのです。

これまたレジェンドすげぇええ!!w

思わず、床に置くんかぃ!!って突っ込んでました。

神様はギターも床にポン置きしちゃうのねと。ロックスターはいつでもロックスターなんだなと、休憩に向かう姿を目で追っていました。

なんというかいい意味でもショックを受けた一夜でありました。

ちなみにこのギタリストは、ピックを使わない指弾き奏者なんですよ。

いつしかそんなギタリストがTOKYO AKIBA MUSIC SCから出てくればいいなと思いながら。日々みなさんも練習に励んでいきましょう!!

だけど、良い子はちゃんとギターをスタンドに立てましょうね!